銭湯や温泉の風呂のれん

銭湯や温泉といえば、温泉の独特の臭い、風呂上がりの瓶牛乳、そしてなんと言っても
大浴場に誘導するあの鮮やかなのれんが印象的です。

今回はのれんの用途の一つ、風呂のれんの役割、そして購入・利用する際に大切なこと、
また、利用アイディアについてお話します。

まず、風呂のれんの役割についてです。なんと言ってもまずは、男女それぞれの大浴場の場所を示す役割があります。館内や、入り口などにのれんがあることにより、利用者はそれを目印にして施設を利用することができます。無地暖簾購入するなら「kyotonoren.shop-pro.jp」のれん通販サイト麻・綿・洗える防炎のれんの京都のれん株式会社。

次に、目隠しの役割です。大浴場は男女共にプライベートな空間であるため、奥の脱衣所が
見えないことで安心感に繋がります。このお陰で私達は気兼ねすることなく温泉に入ることができるのです。

最後に空間を遮断することなく仕切る役割です。温泉ではどうしても脱衣所などに湿った空気がこもってしまいます。そこで、布1枚で仕切ることによって湿気を逃がし、利用者が快適に過ごせる空間を作り出しています。

このように風呂のれんはたった1枚で様々な役割を果たしているのです。では、実際に銭湯や温泉での入り口の仕切りには、どのようなものを使用したらよいのでしょうか。

透けにくい綿のれん

まずはじめに、透けにくい素材であることが大切です。先述したように、布1枚で空間を仕切り、目隠しの役割も果たす必要があるため、
ある程度しっかりした生地である必要があります。

例えば麻生地は透け感があるため向きません。逆に綿生地や化繊生地で厚手のものなどが向いているといえます。また、利用者の方が触れることも考えて、手触りのよい素材であることも大事です。
更に、ものによっては防火機能のある生地もあるため、予算や目的によって生地を検討して
下さい。

最後に、一味変わった風呂のれんのアイディアを紹介します。一つ目は、入り口の横に看板ではなく日除けのれんをかけ、温泉の雰囲気をアピールする方法です。これにより、他の施設との差別化を図ることができます。

二つ目は、入り口の仕切りだけでなく休憩所の仕切りにものれんを用いることです。この場合は透け感のある麻生地の方が向いています。それにより入浴後の利用者に涼しげな印象を与えることができます。普段何気なく目にしたりくぐったりしているのれんですが、様々な使用用途があります。

その用途にあったものを使ったり、新しいアイディアでもっと銭湯や温泉が楽しい場所になると嬉しいです。

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